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太陽光発電(ソーラーパネル)用途によって必要な保険を知る

2016年5月2日

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■太陽光発電 保険はどうしていますか?

太陽光発電を設置する場合には、数十年といった長いスパンに目を向けることが必要不可欠です。数十年間という長い期間には雨の日も風の日もあります。もちろん、こうした天候に左右されずに機能を果たすことができるように設置されますし、ソーラーパネル自体も「雨ニモマケズ、風ニモマケズ」のような丈夫さがあります。
しかし、単なる雨風だけでなく、あられやヒョウ、落雷に台風といったひどい天候の場合には思わぬリスクを背負うことになります。風によって飛来物がソーラーパネルを直撃することだってあるかも知れません。また、自然災害だけでなく盗難や火災などの人的なリスクもあります。
こうしたありとあらゆる可能性が考えられる中で、保険はそれをカバーしてくれる大きな強い味方となります。何もないことが一番ですが、太陽光発電のための初期費用は決して安いものではないため、いざという時のこともしっかりと考えておくことが必要です。自宅の屋根に設置するソーラーパネルもそうですが、産業用で遊休地や無人にすることがある工場や駐車場、倉庫などに設置するものであれば、さらに盗難や火災などのリスクが高くなります。
太陽光発電の保険は、こうした不測の事態に背負うことになる費用や損害を軽減して、より安定した発電や売電収入を約束してくれるでしょう。自分の設置した、または設置予定のソーラーパネルシステムにはどのような内容の保障が必要であるかを慎重に判断して、より快適な太陽光発電のある暮らしを実現させましょう。

 

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■ソーラーパネル 保険はメーカー保証プラスアルファで

ソーラーパネルでは、通常その設備のメーカーが行っているさまざまな保証や補償がついてきます。メーカー保証とは、出力保証や発電保証などであり、そのソーラーパネルが本来持っている機能、能力を維持して一定水準以上の発電が行われることを約束してくれるというものです。さらに補償とは、上記のような災害などによって太陽光発電システムにトラブルが起きて損害を被った時に修理、修復を約束するものです。
出力や発電保証に関しては、どのソーラーパネルであっても一定期間は無料で保証を行っています。基本的には10年で、さらに有料で期間を延長することができることもあります。自然災害に関する補償はメーカーで行っている場合や太陽光発電の施工会社が行っている場合などがあります。
メーカー保証はともかく、それ以外の補償を充実させたい場合には、自分でプラスアルファの損害保険をかけると安心です。自分が良いと思うソーラーパネルに補償が十分でなく施工会社でも行っていない場合などには、損害保険を取り扱う保険会社を利用して必要な補償をプラスします。こうすることでいざという時のリスクを最小限に抑えることが可能です。
それぞれの立地条件などによっても考えられるリスクは違うため、自分の土地に合ったものを自分で選ぶことも重要です。販売店などで損害保険を取り扱っていることもあるので、そういったものを利用すると手間もかからず、相談もしやすくなります。自分の土地の条件に合った必要最小限で有効な保険を見つけるためには、実績のある業者に依頼することが大切です。見積もりなどの提案を見るだけでなく、保険にも詳しくより適したリスクヘッジの提案ができる業者を選びましょう。

 

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■太陽光発電 保険の確認を設置前に

太陽光発電の保険にかかる費用は大体が初期投資費用の0.3パーセントから3パーセント程度が一般的です。リスクを最低限に抑えるために必要なものですが、保険を充実させたいあまり通常運転による売電の収益や家計に響くような保険は無駄になります。設置前にはもともとついている補償などをきちんと確認して、それ以外に必要のある内容の保険を十分に検討しましょう。
太陽光発電の保険では、火災保険や動産総合保険などがあります。火災・落雷・台風・降雪・落下物・飛来物による損害、電気・機械的な事故が補償されるのは「火災保険」の範囲です。
また、「動産保険」は太陽光発電システムのような高価で精密なシステム機器などに対して火災保険ではカバーできないさまざまなリスクを補償する内容になっています。動産保険の保証内容は、火災保険で補償される火災や自然災害、飛来物による損傷などに加えて、いたずらや盗難、工事や運搬中の事故などの補償にも対応しています。

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